渡船場巡りB

天保山〜塚口駅

残る渡船は天保山の渡しだけ。ここが一番長距離。
天王山は目印山として、幕末や明治までよく登場します。
大坂の海の玄関口です。(川の玄関口は八軒家浜)
川の下を通るトンネル、安治川トンネルも通過します。

天保山→天保山渡船場→USJ→安治川トンネル
→豊島渡船場跡→野里の渡し跡→塚口駅前



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天保山です。
天保年間、安治川の浚渫工事が
行われ、そのときの土砂を積み
上げてできた築山です。
「目印山」と名づけられましたが、
元号から天保山と呼ばれました。

たくさんの陶板があります
「浪花天保山風景」(歌川貞升 画)
天保山は四方の眺望に恵まれた
景勝地でした。松や桜を植え、茶屋・
見晴台もでき庶民の憩いの場でした
「浪花百景天保山」(南粋亭芳雪 画)
天保山の沖に立つ澪標(みおつくし)
水深の深い安全な水路を知らせる
「本朝名所大坂天保山」(歌川広重画)
夏の遊船。奥には高燈籠。
天保山名所図会「大浚」
大浚の様子。一列に並んで砂を浚え、
船に積み、岸に揚げているところ。
ここが天保山山頂!
二等三角点もあります。
標高4.53m。日本一の低山。
13:00 天保山渡船場
運行距離が一番長い。
渡船はここが最後です。
天保山大橋の下を渡します。
乗客や自転車も多く、かなり込んで
います。
ユニバーサルジャパンで
記念撮影♪ 13:25
14:00 安治川トンネル
安治川を横断するトンネルです
トンネルへはエレベータで降ります
エレベータは自転車も乗れます
トンネルを出たところで
記念撮影♪
「川村瑞賢紀功碑」
洪水被害の絶えなかった淀川、
瑞賢は九条島を掘り割り水を
一直線に大阪湾へ流しました。
はじめは新川と呼ばれたが、
この地が安らかに治まるようにと
「安治川」と改名された。
14:20 豊島渡船場跡
中央市場の対岸になります
『共同荷揚場』の碑が折れて
倒れています
いろいろな碑があります
「天皇聖躅」 「川口運上所址」
「豊島外務局址」「大阪開港の地」
「川口電信発祥の地」
「大阪税関発祥の地址」
14:50 野里住吉神社
『野里の渡し』の碑があります
『野里の渡し』の解説もあります
境内には『一夜官女の乙女塚』
があります
昔、風水害や悪疫の流行が多く、
毎年1人の子女を人身御供として
いました
商店街の入り口にも
『かしわ 槲の橋 野里の渡し 跡』
の碑。先ほどの碑の対岸になります。
ここでも記念撮影♪
15:05 ゴールJR塚口駅前
このあと、銭湯でゆっくり汗を流す♪
お疲れ様でした♪

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